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ワクチン

B型肝炎ワクチン

 

    • 不活化ワクチン。
    • 生後2か月より接種可。定期接種は1歳未満のみ。任意接種は年齢の上限なし。
    • 初回免疫は4週間の間隔で2回接種。1回目の接種から20~24週あけて、追加免疫として1回接種。ただし、2回目の接種が遅れた(1回目と2回目の間隔が大きく開いてしまった)場合は、ケースにより追加免疫の時期を考えなくてはならないので、医師に相談のこと。
    • B型肝炎ワクチン接種後、他のワクチンを接種する場合の制限はなく、同日からでも接種できる。
    • 1歳未満の子は定期接種(公費負担)。それ以外の人は任意接種。

解説

B型肝炎

B型肝炎ウイルスは、血液・唾液・涙・唾液・汗・精液・膣分泌液などを介して感染します。輸血・コンタクトスポーツ(人と人との接触があるスポーツ)・性交・分娩(母子感染)などの際にうつります。先進国では急性期に命を失う可能性はそれほど高くないものの、病気は一生つきまとい、非常にいやらしい感染症の一つです。

肝炎の急性期に劇症化して死亡するのはごく一部ですが、慢性化→肝硬変→肝がんと発展したり、治癒して数十年してから、免疫状態が悪くなった際にまたウイルスが暴れだして肝炎になったり(de novo)します。

3歳未満で感染すると、キャリア化(症状は出ないがウイルスを持ち、人に感染させる状態)する場合があります。本人も気づいていない場合も多く、性行為によりパートナーに感染させ、パートナーが発症して気づかれる場合もあります。

キャリア化すると、慢性肝炎→肝硬変→肝がんへと進む場合があり、本人の体への影響も当然問題ですが、交際や結婚をする相手への感染を考えなくてはならず、これは大きな精神的な負担になると思われます。

以上のことから、B型肝炎は是非ともワクチンで防御したい感染症で、生後2か月を超えたらすぐにワクチンを接種したいところです。

また、定期接種を行っていない年長児や成年も、性行為などで感染すると大変ですので、ワクチン接種は行いたいものです。