INFECTION CONTROL

当院の感染対策について

院内清掃

以前より1日に2回の清掃し、患者さんが接触した場所は希釈した次亜塩素酸ナトリウムで清拭して消毒しております。また必要時にその都度 次亜塩素酸またはエタノールで消毒をしております。

診察器具の消毒・滅菌

  • オートクレーブ

  • 耳鏡・ディスポーザブルスペキュラ

舌圧子・ピンセット・手術用ハサミ等は、クロルヘキシジングルコン酸塩液で消毒の後、さらにオートクレーブで高圧蒸気滅菌を行います。 耳鏡のスペキュラ(耳に触れる、漏斗のような部分)はディスポーザブルのものを用いて、感染を最小限としています。

パーティション

  • 中待合室

  • 外待合室

外・中待合室では個々の椅子の両脇にパーティションを配置し、飛沫感染を予防しています。

第2診察室

第2診察室は以前から感染症対策の隔離室として使用しております。
また逆隔離(感染してない人を隔離すること)にも使用しております。
この部屋で電子カルテの入力も出来るようになっていますので、独立した診察室として使用できます。本当にコロナウイルス感染症の可能性のある患者さんなどは、院外から第一診察室の非常口を通り、待合室を経由せずにこの部屋へ入れるようになっています。

待合棟(外待合室・個別待合室)

2021年1月に、感染症対策の個別待合室を完備した待合棟(旧ライフタウン調剤薬局)が完成しました。
待合棟は大きく2つに分かれていて、道路側半分は外待合室(一般待合室)、診察棟側半分は個別待合室となっています。

個別待合室は、緑・黄色・ピンクの各部屋に分かれ、それぞれ入口のアコーディオンカーテンを閉められるようになっています。
大きな病院の陰圧室のような密閉性はありませんが、換気機能付きエアコンよりも換気能力の高い熱交換型換気扇を設置し、当院としてできる限りの感染対策が施されています。

高機能/業務用空気清浄装置(エアロサービス:エアロシステム35M)

第1診察室と中待合室には、エアロサービス社の大型空気清浄機(天井取り付け型。雨や湿気の多い日にパチパチ音がしているやつ)が設置されています。 市販の置き型空気清浄機の7~10倍の、毎分35㎥の空気清浄能力を持つ、本格的な業務用空気清浄装置です。
ウイルスは単独で浮遊することはなく、飛沫や飛沫核、埃や塵などの粒子に乗って空気中を舞います。その粒子を取り除く装置です。当院では5年以上前から設置されており、特に花粉症の患者さんから好評です。2週間に一度、専門の業者による清掃・メンテナンスが行われています。清掃のたびに多量の埃が取れていて驚きます。

エアロサービス:https://www.aeroserv.co.jp/business/

熱交換型換気扇(パナソニック:PY-14ZTB)

第1診察室・外待合室・個別待合室に1台ずつ設置されています。
1台で排気と給気を同時に行います。換気による熱ロスを回収し、取り入れた新鮮な空気に再び熱をのせて室内に返します。外気を室温に近づけて室内へ取り入れるので快適です。熱ロスが少ないのでエコに貢献しています冷たい外気を予熱して給気するので、冷たい空気が吹出す不快感を防ぎます。
エアコンの換気機能などよりも多く換気できます(147㎥/分。)

パナソニック:https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/kichofan/

クリーンパーティション(日本エアーテック:ACP-897AH/CH)

日本エアーテック㈱のクリーンパーティションです。第1診察室に設置しています。クリーンパーティションを用いると、そのパーティション内で発生するエアロゾルはほぼ全部(99.99%)取り除くことができるので、以前は診察終了後に第2診察室を換気しながら行っていた、吸入や迅速検査(インフルエンザ・コロナ・アデノ・RS・h-MPV・溶連菌など)を、第1診察室で普通に行えるようになりました。

日本エアーテック:https://www.airtech.co.jp/products/kanseneq/12441/

高機能/業務用空気清浄装置(エアロサービス:エアロシステム35M)

壁などに付着したウイルスを死滅させる、抗ウイルスコート(塗装のようなもの)を行って、接触感染を予防しています。壁・ドアノブ・アコーディオンカーテン・パーティション・椅子・机・ベッド・便器など、院内のあらゆる箇所に施術しています。効果は数年間続くと言われております。

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保護者様へのお願い

咳エチケット・手指消毒をお願いいたします。医院入口に手指消毒薬をご用意しております。

院内感染対策として、お子様も含め、皆様マスクの着用をお願いいたします。

小さいお子様でマスクができない場合は、保護者の方がハンカチ等を手に持っていていただき、くしゃみや咳をする前に口を抑えてください。

上手に抑えられない場合は、申し訳ありませんが、受付にお声掛けのうえ、院外でお待ちください。

衛生管理上の観点から、院内は飲食禁止とさせていただきます。

院内感染防止のため、使用済みのおむつはお持ち帰りください。受付にビニール袋をご用意しておりますので、必要な場合はお声掛けください。

また、咳・熱の症状の有無で待合室を分けております。その時の人数により待つ場所が変わりますが、受付がご案内いたしますので、ご協力をお願いいたします。